筆耕とは
筆耕という言葉には馴染みがないかもしれません。
筆耕とは、いわゆる文字を書くプロです。筆やペンで報酬を得ることをいいます。また、このプロのことを筆耕士と言います。ただ、書道の先生とは違い、筆耕士は実用書道という文字を使います。
書道の場合、楷書体のほか、草書体、毛書体といった色々な書体で、文字の形を崩す場合もあります。書道ではこのような作品として文字を書くという位置付けで、実用書道と対比して、芸術書道という言い方もされます。
一方、実用書道の場合は基本は楷書体で、文字は崩さずに美しく、上品な文字を書くことを焦点をおくものです。
では、筆耕士が書く実用書道とはどのような場面で生かされているでしょうか。
例えば、賞状や証書といった名前入れです。賞状や証書の名前入れについては、大変重要な仕事であり、名前を間違えることも許されません。
さらに、誰もが読める文字を美しく、上品に書く必要がありますので、大変な集中力を必要とする仕事となります。また、結婚式や企業のイベントにおける、招待状の宛名書きについても、この筆耕士が活躍します。この招待状の宛名書きについても、文字の美しさや上品さによっては、受取り手の印象を大きく変えてしまうものとなります。
このように、筆耕士の仕事は大変重要であると言えます。